
NFTゲームを始めたいけど、PCでプレイするのはめんどくさい…
話題沸騰中のNFTゲームですが、なかなか一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回の記事ではスマホで簡単にプレイができるNFTゲームを厳選して紹介していきます。
中には、NFTや暗号資産の詳しくない人でも、普段のスマホゲーム感覚で楽しむことができるNFTゲームもあります。
また、スマホでプレイ可能なNFTゲームは、クオリティが高い傾向があります。
もちろん、スマホゲームですので限度はありますが、従来のスマホゲームに比べても、遜色なく楽しむことができます。
NFTゲームの最大の特徴である『Play to earn』要素も充実しているゲームばかりですから、スマホでゲームをしながら稼げてしまうという”非常識”な状況も創り出せてしまいます。
NFTゲームは、ハマり過ぎ注意です。

NFTとは?
NFT(Non Fungible Token)を直訳すると、『代替不可能なトークン』です。
トークンとは、暗号資産やNFTなどのブロックチェーンによって生み出されたデジタルデータのことを指します。
NFTは、ブロックチェーンの技術を用いることによって、従来コピーや改ざんが容易だったデジタルデータに鑑定書や所有証明書付け、唯一性を持たせることが可能となりました。
関連▶️【話題の『NFT』を徹底解説!】NFTのメリットは?将来性は?なぜ、NFTが“今”注目されているのか?
NFTゲームとは?
NFTゲームとは、NFTで用いられるブロックチェーン技術を応用して作られたゲームで、GameとFinanceをくっつけた造語『GameFi』と呼ばれることもあります。
NFTの最大の特徴である”ゲームをしながらお金を稼ぐ=『Play to earn』”の観点でも、NFTゲームは大きな注目と期待を集めています。
関連▶NFTゲームとは?【”非常識”NFTゲームの5つの特徴】
スマホでできる人気NFTゲーム7選
それでは、スマホでプレイ可能なNFTゲームを厳選してご紹介します。
◯Sorare

Sorareの特徴
- 選手が実際の試合で活躍するとゲームスコアが連動し高スコアに
- イーサリアムのウォレットでカードの取引が可能
- 成績上位者に入るとイーサリアムが付与される
Sorareは、フランス発のサッカーカードゲームです。
2021年8月10日からは、日本のNFTマーケットプレイス『Coincheck NFT β版』での取り扱いが開始されました。
最大の特徴は、実際の試合で保有する選手が活躍すると、ゲームに反映されて高スコアを狙うことができることです。
プレイ方法はシンプルで、各国のクラブチームから実在する選手を5名ピックアップしてチームを作成し、ユーザー同士でスコアの高さを競います。
2021年の3月には、クリスティアーノ・ロナウド選手のユニークカードが約3,200万円で売却され、それまでのスポーツ選手のNFT最高額を大幅に更新し、大きな話題となりました。
リアルでもゲームでもクリスティアーノ・ロナウド選手は世界一のプレーヤーということですね。
◯MIR4

MIR4の特徴
- ゲーム内で『黒鉄』を集め、コイン『DRACO』と交換できる
- MMORPGゲームで同時に最大150vs150の対戦が可能
- 中国『武侠』を彷彿とさせる“軽功”アクションが楽しめる
MIR4(ミルフォー)は、2021年8月下旬にゲーム開発会社『WeMade』がリリースしたブロックチェーンベースのMMORPGゲームです。
MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイングゲーム)は、数百人~数千人のプレイヤーが同時に参加できるオンラインゲームで、仲間とコミュニケーションをとりながら協力し合い、ボスを倒して、ストーリーを進めていきます。
ゲーム内でゲットする『黒鉄』は、『DRACO』というコインに交換することができます(黒鉄10万個=1DRACOコイン)。
また、アイテムNFTやキャラクターNFTを売買して稼ぐことも可能となっています。
◯CRYPTO SPELLS

CRYPTO SPELLSの特徴
- 所有するカードをマーケットで自由に売買できる
- カード発行権を獲得するとオリジナルカードを発行できる
- 他のゲームでも手持ちのカードを使える
CRYPTO SPELLSは、2019年6月にリリースされた日本最大級のNFTカードゲームで、リリース初日に売上金額が600ETHに達したことでも話題となりました。
”プレイヤーが主役”となる非中央集権的なゲームを目指して運営されているCRYPTO SPELLSでは、プレイヤーが運営の一部に携わることが可能です。
例えば、毎月1日にカードのパラメータ調整が行われており、その可否はプレイヤーの投票に委ねられています。
従来のトレーディングカードゲームでは、運営の方針によりカードの弱体化などが決定するのが一般的でしたが、Cryptospellsでは、「カードを弱体化すべきでない」など、プレイヤーの意見を反映できます。
また、CRYPTO SPELLSは、無料でプレイすることができ、入手したカードはNFTとして資産になるので、NFTゲームの入門としてもおすすめです。
◯My Crypto Heroes

My Crypto Heroesの特徴
- ワーカープレイスメント型RPGでさくさくゲームを進められる
- ゲーム内のキャラ・アイテム・領地はNFTとして保有できる
- プレイヤー同士の対戦に勝利することでコインを獲得できる『Play to earn』要素
- 基本プレイは無料で気軽にプレイが可能
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)は、2018年11月に正式リリースされたワーカープレイスメント型RPGです。
ゲームの進め方は至ってシンプルで、歴史上のヒーローたちを収集・強化・育成・チーム編成を行い、バトルに挑み勝利を掴みます。
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)のゲーム内に登場する『ヒーロー・英雄』・『アイテム』・『領地』は、NFTとしてプレイヤーが所有することができます。
また、プレイヤー同士の対戦に勝利することで、ゲーム内のブロックチェーンアセットを獲得できるなど、NFTゲームならではのPlay to earnの要素も組み込まれています。
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)の特徴は、Loom Networkのサイドチェーン技術を活用した、ハイブリッドアーキテクチャにより構築されていて、暗号資産やウォレットを持っていない人でも、手軽にゲームをプレイすることができるところです。
無料キャラもいて無料でプレイできるので、お試し感覚でダウンロードしてみるのも良いでしょう。
◯CHOJO -Crypto Girls Arena-

CHOJO -Crypto Girls Arena-の特徴
- 格闘技をテーマにした激闘体験型ブロックチェーンRPGゲーム
- 豪華声優およびオリジナルのシナリオ、書き下ろしの美少女画像というキャラ推し設定
- 獲得したキャラクターや装備品はNFTとして資産になる
CHOJO -Crypto Girls Arena-は、格闘技をテーマにした激闘体験型ブロックチェーンRPGゲームです。
ブロックチェーンは、doublejump.tokyo社の提供する『MCH+』を用いています。
CHOJO -Crypto Girls Arena-最大の特徴は、豪華声優およびオリジナルのシナリオ、書き下ろしの美少女画像といったキャラ推しのゲームという点です。
【美少女×戦闘】というギャップ萌え人気設定で、日本のアニヲタを魅了するエロゲ要素も加わり、NFTゲームの中では異質なゲームとなっています。
また、ゲーム内で獲得したキャラクターや装備品などは、他のNFTゲームと同様にNFTとして自分の手元で保管ができます。
お気に入りのキャラクターを育てて、唯一無二の自分だけのものにできる点は、ヲタク心を刺激しそうですね。
◯My Crypto Saga

My Crypto Sagaの特徴
- 『My Crypto Heroes』を開発・提供するdouble jump.tokyo社の新作ゲーム
- 暗号資産やNFTに詳しくなくても、簡単・気軽にプレイが可能
- 2~4人でのリアルタイム対戦が可能なマインドカードゲーム
- ブロックチェーンに『Polygon』を採用し、低いガス代で高スループットを実現
My Crypto Saga(マイクリプトサーガ)は、『My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)』を開発・提供しているdouble jump.tokyo社が1年ぶりの新作として、2021年5月にリリースしたスマホゲームアプリです。
My Crypto Heroes同様、ブロックチェーンゲームではあるものの、暗号資産やNFTは必須ではないので、暗号資産やNFTに詳しくない人でも、ブロックチェーンを意識することなくプレイできます。
また、2~4人でのリアルタイム対戦を楽しむことができるマインドカードゲームなので、スマホ・PCのWebブラウザやイーサリアムウォレットアプリを通じて、プレイすることが可能です。
My Crypto Sagaの特徴の一つが、ブロックチェーンに『Polygon』を採用している点です。
Polygonは、イーサリアムブロックチェーンよりも、はるかに低いガス料金で高スループットを実現することができます。
My Crypto SagaのNFTは、直接販売しておらず、ゲームをプレイすることによってNFTを獲得できるので、他のブロックチェーンゲームよりもゲームらしく遊ぶことができる点もMy Crypto Sagaの特徴でしょう。
◯League of Kingdoms

League of Kingdomsの特徴
- 『クラッシュ・オブ・クラン』ライクの戦略シミュレーションゲーム
- LANDを所有することでPlay to earn要素が充実
- 採掘でコストをかけずNFTを獲得できる
League of Kingdoms(リングオブキングダム)は、土地の覇権をめぐってバトルし、自分の王国を大きくしていく戦略シミュレーションゲームです。
大人気ゲームの『クラッシュ・オブ・クラン』ライクなゲームとなっていますので、プレイしたことがある人は、抵抗なく楽しむことができるのではないでしょうか。
利用可能な資源の獲得方法は、従来のゲームと同様、ゲーム内での採掘やクエストの報酬といった従来のゲームと同様な方法の他に、NFTとして購入することも可能です。
いわゆる”ショップ”がNFTマーケットプレイスに移ったというわけです。
また、こうした資源はNFTとして販売することもできますので、資源を採掘→NFT販売と一種のビジネスにもなり得ます。
League of Kingdomsの最大の特徴は、ゲーム内の土地『LAND』を購入することで収入源をつくることができる点です。
具体的には、ゲーム内の土地『LAND』を購入したプレイヤーは、そのLANDNFTトークンの所有者になり、以下の2つの収入源を得ることができます。
- インカムゲイン
→自分の土地でプレーヤーが収集したゲーム内リソースの5%を取得
→アプリ内購入の純収益がDAIトークンでLAND所有者と共有される場合には10%を取得 - キャピタルゲイン
→LANDをNFTマーケットプレイスを通じて売却
League of Kingdomsは、NFTゲーム特有のPlay to earn要素がたっぷり詰まったゲームとなっています。

NFTゲームをアプリで始めるには?
NFTゲームを始めるために、まずはNFTを売買できる環境を準備しましょう。
NFTを売買するためには、ウォレットとNFTマーケットプレイスが必要になります。
そのため、NFTゲームを始める前にNFTを保管するウォレットとNFTを取引するNFTマーケットプレイスのアカウントを作っておく必要があります。
それでは、NFTゲームを始めるまでの手順を3ステップに分けて解説します。

Step1:ウォレットアカウント作成
NFTプラットフォームを利用する場合、資金管理のためにウォレットを作成する必要があります。
ウォレットとは、暗号資産を管理するツールです。
現金を財布に入れておくのと同様に、暗号資産もウォレットに入れておけば、簡単に取引をすることができます。
ウォレットには、NFTも入れることができ、NFTゲームで使用するアイテムやカードなども簡単に管理することができます。
すでに世界では数多くのウォレットがリリースされています。
もし、ウォレット選びに悩んでいる場合には、『MetaMask』がおすすめです。
現状、NFTの多くは、イーサリアムブロックチェーンを使っています。
そのため、イーサリアム系ウォレットのMetaMaskを利用しておくと、NFTゲームを始める際にもスムーズに進めることができます。
また、MetaMaskには、ブラウザ版とアプリ版があり、パソコンでもスマホでも簡単にアクセスすることができます。
Step2:NFTマーケットプレイスのアカウントを作成
ウォレットのアカウントを開設できたら、NFTマーケットプレイスのアカウントを開設します。
厳密に言うと、NFTマーケットプレイスのアカウントが無くても、NFTゲームをプレイすることは可能です。
ただ、NFTマーケットプレイスでは、実際にNFTを取引することができるので、利用できる状態にしておくことを強くおすすめします。
現状、無課金で遊び尽くせるようなNFTゲームが登場していません。
また、NFTゲームには『Play to earn』という収益性があります。
この『Play to earn』を上手に活用していくためには、NFTマーケットプレイスは必須ツールになります。
NFTマーケットプレイスでは、NFTを取引することができます。
例えば、獲得したNFTアイテムやカードをNFTマーケットプレイス上で販売し、そのアイテムやカードが売れれば収益が生まれます。
反対に、ゲーム攻略のために、NFTマーケットプレイス上にあるアイテムやカードを購入し強化することもできます。
NFTゲームを遊び尽くすという意味でも、NFTマーケットプレイスのアカウントを開設しておきましょう。
Step3:NFTゲームをダウンロード&アカウント作成
ウォレットとNFTマーケットプレイスのアカウントが開設できたら、いよいよNFTゲーム選びです。
NFTゲームには、トレーディングカード系ゲームやRPG系ゲームの他、マインクラフトのような3Dオブジェクトを作れるものもあります。
本記事でも紹介した通り、ゲームそれぞれに特徴があります。
NBAファンなら、『NBA Top Shot』がおすすめですし、Play to earnが目的なら『The Sandbox』や『Axie Infinity』などがおすすめになります。
Play to earnでゲームを楽しみながら収益も獲得したいのか、純粋に好きなジャンルのゲームを楽しみたいのか、など自分に合ったゲームを選ぶと良いでしょう。

まとめ
NFTゲームを始めたくても、なかなか一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、今回の記事では、スマホで簡単にプレイができるNFTゲームを厳選して紹介してきました。
気になるゲームは見つかりましたか?
普段のスマホゲーム感覚で楽しむことができるNFTゲームもたくさんあります。
なにより、『Play to earn』要素が詰まったNFTゲームをスマホゲーム感覚でプレイできてしまうことが”非常識”です。
”ラーメン二郎のような罪悪感”がありますw
今回の記事が少しでも参考になったという人は、ぜひPlay to earnしていきましょう。
関連▶NFTゲームとは?【”非常識”NFTゲームの5つの特徴】


コメントを残す