なぜFIREを目指すのか?ブームの今だから伝えたいこと

なぜFIREを目指すのか?ブームの今だから伝えたいこと

なぜFIREを目指すのか?

「”今”が楽しいのが一番じゃん」

同世代の経営者の口癖です。
彼は、20代前半で『FIRE』を達成し、1年の3分の1を海外で過ごすという生活を送っています。

そんな彼が、飲みの席でベロベロでも、仕事モードでシラフでも変わらず口癖のように言っているのが冒頭の言葉です。

『FIRE』とは、『Financial Independence & Retire Early』の頭文字をとった言葉で、『経済的自立と早期退職』という意味を持ちます。アメリカでは、ベストセラーが生まれるなど、若者を中心にFIREムーブメントが起こりました。

近年、日本でも、若いうちに多くのお金を稼いで投資などで資産を増やし、定年を迎える前に会社を辞めることを目指す生き方『FIRE』に注目が集まっています。

冒頭の彼は、いわゆるFIREムーブメントが起こる前からFIREしているわけですが、現在は、2社の会社を営む経営者としての顔を持っています。
そんな彼の「”今”が楽しいのが一番じゃん」という言葉には説得力があり、心から共感できるものでした。

人生は楽しんだもの勝ち!

FIREブームで本質がぼやけている

◆FIREブームはコロナの影響か

アメリカで始まった『FIREブーム』は、もちろん日本にもやってきました。瞬く間に広がって、書店では壁一面がFIRE関連の書籍でいっぱいになっている状態です。

なぜ、ここまで『FIREブーム』が巻き起こっているのかというと、諸説ありますが、コロナウイルスの影響が大きいと考えています。

コロナウイルスによって、生活様式が一変しました。
また、マスメディアの報道による印象操作で、このコロナ禍に投資やお金に関心を持つが人が非常に増えていきました。

このグラフでも分かるように、投資を始めるため証券口座を開設する人が増えています。

※証券総合口座数の各社推移-楽天ニュース

◆FIREに”目的がない”日本人

こうして資産運用などの関心が高まるのは、非常に良いことだと思います。

ただ、日本人特有なのかもしれませんが、「なぜ、資産運用をするのか?」という目的を明確にしていない人が非常に多く感じます。

「周りがやっているから…」
「何か始めなきゃと思って…」
「漠然と将来が不安だから…」

こうした理由の人が大半なのではないでしょうか?

そして、こういう人は、「結局、よく分からないから今はやらない」という答えに行き着きます。

正直、資産運用を始める”きっかけは、何でも良いです。
ただ、目的が曖昧のままでは、人は一つのことを続けることはできません。

FIREを目指す際にも、同じことが言えます。

今、『FIRE』がブームだからという理由だけでFIREを目指すという人は一定数います。
このような人が多くなってしまうと、FIREの本来の価値が分からなくなってしまいます。

「なぜ、FIREするのか」という目的がなければ、FIREの本質はぼやけてしまいます。

◆FIREが終わりじゃない

『FIRE』とは、『Financial Independence & Retire Early』の頭文字をとった言葉で、『経済的自立と早期退職』という意味を持ちます。
この意味をよく考えてみましょう。

『Financial Independence(経済的自立)』とは、”ただお金に余裕がある”というわけではなく、”金融所得だけで生活できる状態”であるということです。
つまり、お金を稼ぐのための労働が必要ないということです。

だからこそ、『Retire Early(早期退職)』も可能になるのです。

FIREの本質は、『Retire Early(早期退職)』ではなく『Financial Independence(経済的自立)』にあります。

『Financial Independence(経済的自立)』が達成できれば、『Retire Early(早期退職)』もできますし、『労働する』ことを選ぶことができます。

冒頭の言葉が口癖の彼は、FIREした後に事業を創り、経営者となりました。
これは、『Financial Independence(経済的自立)』していることで、『お金』も『時間』もあるからできることです。

『Financial Independence(経済的自立)』は、『お金』だけでなく、『時間』も手にしているのです。
『お金』と『時間』があれば、人生の様々な選択肢が増えます。

これまで我慢していたことをやっても良いですし、毎月旅行に行っても大丈夫です。住むところも自由に選べて、仕事で嫌いな上司に詰められることもありません。家族との時間を満喫しても良いですね。

つまり、『FIRE』はゴールではありません。

「FIREを達成した後の人生をどう生きるのか」

これが何よりも重要なのです。

Financial Independence(経済的自立)は、お金も時間も手に入れられる

なぜFIREを目指すのか?

前述した通り、FIREが終わりではありません。

違う言葉で表すなら、FIREは手段です。
その先にある目的を達成するために手段はあります。
FIREもその手段の一つであるということです。

では、なぜFIREを目指すのでしょうか?

FIREすることで、お金と時間を手にすることができます。
十分なお金と時間があれば、新しいことにチャレンジしたり、家族との時間を増やしたり、我慢していたことを思いっきりやってみたり、FIREする前にできなかったことができるようになります。

つまり、これまで無意識に狭まっていた人生の選択肢を増やすことができるのです。

私なりの答えですが、FIREの目的は『人生の選択肢を増やすこと』です。

正直、将来がどんな世界になっているかなんて誰にも分かりません。なので、今から考えても仕方がないと思うんです。それよりも。FIREした後の人生はどう楽しむかが何より重要だと思います。

一度は諦めた夢に再挑戦しても良いですしね。

”今”一番楽しいと感じることを思う存分やったら良いと思います。

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FIREの目的は『人生の選択肢を増やすこと』

”今”が楽しいのが一番」

彼は、口癖のように「”今”が楽しいのが一番じゃん」と言っています。
ただ、彼の言う「楽しい」とは、「楽をする」という意味ではありません。
「充実している」という体感を大切しています。

そのためには、新たなチャレンジ人との繋がりが重要です。

FIREしていても、事業を創って会社を起こしたりするのは、そうした理由からだそうです。

「本にこう書いてあったから」
「あの人が言ってたから」
「テレビではこう言ってた」

と、他人に流されたり、マスコミの情報に惑わされるのではなく、自分自身の価値基準で物事を判断することが大切です。

自分の人生の責任は自分でしか取れません。

「どんな人生を生きたいのか」

もし、理想の人生を歩むのに適切な手段が『FIRE』なのであれば、『FIRE』したら良いと思います。

自分の人生を決めるのは自分です。
充実した人生を歩んでいきましょう!

なぜFIREを目指すのか? - 2021年11月25日

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