投資信託とは? ‐ 投資はプロに任せるのが最善か

投資信託とは? ‐ 投資はプロに任せるのが最善か

投資信託とは?

投資信託は、プロが代わりに運用してくれる投資手法です。

投資で一番難しいことは、相場を読むことです。
これは、ベテランの投資家でも至難の業だと言われています。

なので、相場を読むなどの手間をかけずに投資をすることができる投資信託は、投資初心者はもちろん、投資歴の長いベテラン投資家にも選ばれている投資手法となっています。

最近の日本では、『NISA』や『iDeCo』の認知度も高まり、投資信託を検討する人も増えてきているのではないでしょうか。

ただ、投資信託は種類が非常に豊富で、日本だけでも約3,000種あると言われています。
この中で、本当に良い商品はほんの一握りしかありません。

その、良い商品をしっかり選ぶためにも、まずは、「投資信託とは何か」ということを理解しておきましょう!

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投資信託とは?

投資信託とは、運用マネージャーと呼ばれる運用のプロが、投資家の代わりに株式や債券などに投資・運用してくれる仕組みの金融商品です。

投資信託は仕組み上、投資家のお金を個別で運用するのではなく、たくさんの投資家のお金を一度集めて、より大きな金額で運用をします。

そのため、投資信託の運用成果は、投資家それぞれの投資額に応じて分配されるようになっています。

投資信託は果物の詰め合わせ

例えば投資するときには、
▶どの会社の株を買っていいか分からない、、、
▶いくつか買いたいけど資金が足りない、、、

こうした課題が出てきます。

こうした課題を解決してくれるのが投資信託です。

果物農家に例えると、

個別株が「りんご」「バナナ」「みかん」といった、いわゆるばら売りです。
一方、投資信託は、「りんご・バナナ・みかん」が一緒にパッキングされている詰め合わせ商品になります。

パック売りにすると、金額が高くなりそうなイメージもありますが、複数の投資家の投資資金を集めてより大きな金額で運用するため、1人あたりの投資資金は少額で済みます。

また、日本株を個別で買おうとすると、100株~という制限があるので、個別株投資の方が割高になります。

投資信託を買うと、プロが代わりに投資先を選び分散して運用してくれるので、自分の手間を省くことができます。

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投資信託のメリット

◆少額から始められる

一般的に、株式投資や債券投資をするには、まとまった資金が必要です。しかし、前述した通り、投資信託であれば、1万円程度という少額から手軽に始めることができます。

資金の少ない投資初心者の人にとっても参入ハードルが低いため、投資信託を選ぶ人は多いでしょう。

分散投資ができる

投資の基本は、『長期・積立・分散』です。特に、『分散』は、資産をいくつかの商品に分けてリスクを分散させる意味があるので、非常に重要です。

ただ、個人投資家が自分だけで分散投資しようとすると、多くの資金が必要となります。
その点、投資信託は、複数の投資家からお金を集めて、大きな資金として運用するので、様々な資産に分散投資することができます。

つまり、投資信託を購入することで、分散投資することができ、リスクを軽減することが可能になるということです。

◆プロに運用を任せる

投資で一番難しいことは、資金管理と相場を読むことです。

投資信託は、こうした煩わしい行程を運用マネージャーが代わってくれます。
また、運用マネージャーは、経済・金融などに関する知識を身につけた専門家ですので、個人では買えない・買いにくい海外の株式や債券、特殊な金融商品への投資も可能なのです。

自分の手間をかけずに分散投資してくれて、パフォーマンスも担保してくれたら、この上ないですよね。

◆高い透明性がある

投資信託は、原則として毎日、取引価格である基準価額が公表されており、資産価値や値動きが分かりやすい金融商品となっています。
また、決算ごとに監査法人などによる監査を受けているため、透明性も高いと言えるでしょう。

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投資信託のリスク

投資信託にも、リスクはあります。

投資信託は値動きのある株式や債券などに投資するため、基準価額は株式市場などの動向により変動します。したがって、投資信託には元本の保証はありません。

投資信託を購入する際には、目論見書などでリスクについて説明している項目にもしっかり目を通し、その投資信託が持つリスクを知ることが大切です。

価格変動リスク

価格変動リスクとは、投資信託が組み入れている株式や債券の価格が変動する可能性のことです。
株価は最終的には市場における需給によって決まりますが、一般的に、国内及び海外の政治・経済情勢、企業の業績等の影響を受けます。

◆為替変動リスク

為替変動リスクとは、為替レートが変動する可能性のことです。
外国通貨建ての資産に投資する投資信託の場合には、円高になれば基準価額にマイナス、円安ならプラスの影響があります。
外国の株式や債券で運用する投資信託には基本的に、為替変動リスクがあります。

◆信用リスク

これは、債券等を発行する国や企業が、財政難・経営不振などの理由により、利息や償還金をあらかじめ定めた条件で支払うことができなくなる可能性のことです。

金利変動リスク

金利が変動する可能性のことです。一般的に、金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上がります。また、満期までの期間が長い債券ほど、金利変動の影響を大きく受けます。

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投資信託で資産運用

投資ファンドがもっている投資信託商品はたくさんあります。
アメリカ株ファンドや日本株ファンド、世界国債ファンドetc.
他にもヨーロッパ株や新興国株も扱っているものもあります。

また、実際のファンドの商品によっては株だけというわけではなく、債券やコモディティ、不動産などを組み合わせた商品もあります。

ここで、注意していただきたいことがあります。
投資信託はすべてが良いものではないということです。
実際に買うことができる商品には、明らかにパフォーマンスが悪い商品が多くあります。

ちなみに、世界各国の投資信託の格付けを行っているMORNINGSTAR JAPAN inc.の格付けでは、日本の投資信託は5段階評価の真ん中である「平均」という評価となっています。

投資信託は仕組みは良いです。
ただ、投資信託が良い!という言葉を鵜呑みにして始めるのではなく、良い商品なのかをしっかりと判断することが大切です。

まとめ

投資信託の良いところは、手間が少ないというところでしょう。
なので、投資の勉強に時間を充てるよりも、今の仕事に時間も労力も割きたいという人にはぴったりの手段だと思います。

ただ、投資信託も、あくまでも手段の一つです。

資産運用で大切なことは「何のために資産運用をするのか」という目的です。
老後のためなのか、教育資金のためなのか、マイホーム購入のためなのか。
しっかり、自分自身の目的を明確にして資産運用をしていきましょう。

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