メタバースとは?具体例も合わせて徹底解説!

メタバースとは?具体例も合わせて徹底解説!

メタバースとは?

最近、ニュースでもよく取り上げられている『メタバース』。あのFacebookが社名を『Meta』に変えたことで、さらに注目度は高まりました。

でも、「メタバースって一体何?」

そう思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな人のお悩みを解決する記事です。


この記事で何を知れるのか?

  • メタバースの概要
  • 世界の企業が始めるメタバース事業
  • メタバースが生活に与える影響

今は、まだ序章に過ぎません。多くの研究者や企業がメタバースに注目をしている理由は、これからの時代に合っていると考えているからです。

遅かれ早かれ、『メタバース』は、一般市民の日常にも影響を与えることになります。

この最先端の技術を最新の情報から学んでいきましょう!

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メタバースとは?

メタバースとは、多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できる、通信ネットワーク上に作成された仮想空間のことです。

メタバース(metaverse)の言葉は、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、元々は、SF作家のニール・スティーヴンスン氏が1992年に発表した作品『スノウ・クラッシュ』に登場する、架空の仮想空間サービスに付けられた名前でした。
その後、テクノロジーの進化によって様々な仮想空間サービスが登場していき、現在では、インターネット上に構築される多人数参加型の3次元仮想世界を指す言葉として、『メタバース』は使われるようになりました。

ちなみに、2000年代に一世を風靡したサービス『Second life』や、2020年に発売された大人気ゲーム『あつまれ どうぶつの森(Nintendo Switch)』もメタバースの一つです。

◆メタバースの歴史

『メタバース』と言うと、最近の言葉に感じられますが、仮想空間や仮想世界、ミラーワールドとも言い換えられます。その歴史は意外と長く、80年代には仮想空間をテーマとした映画が多く公開されています。

また、『メタバース』という言葉は、1992年に出版された『スノウ・クラッシュ』に登場した仮想空間サービスの名前が起源とされています。

メタバースを志向としたサービスやゲームも国内外問わず、数多くリリースされており、代表的なものだと、『Second life(2003年)』や『マインクラフト(2011年)』、『フォートナイト(2017年)』『あつまれ どうぶつの森(2020年)』などが挙げられます。

○国内サービス・ゲーム・映画

  • 2009年 『アメーバピグ』:バーチャルSNS
  • 2009年 『サマーウォーズ』:映画
  • 2009年 『ソードアート・オンライン』:ライトノベル・ゲーム・映画
  • 2017年 『cluster』:バーチャルSNS
  • 2018年 『Virtual Cast』:バーチャルSNS
  • 2018年 『REALITY』:バーチャルライブ
  • 2020年 『あつまれ どうぶつの森』:ゲーム
  • 2021年 『竜とそばかすの姫』:映画
  • 2021年 『ワッピンギルド』:プラットホーム

○国外サービス・ゲーム・映画

  • 1999年 『マトリックス』:映画
  • 2003年 『Second Life』:ゲーム
  • 2006年 『Roblox』:ゲーム
  • 2008年 『MILU』:ゲーム
  • 2010年 『インセプション』:映画
  • 2011年 『マインクラフト』:ゲーム
  • 2014年 『VRChat』:ゲーム
  • 2017年 『フォートナイト』:ゲーム
  • 2018年 『NeosVR』:ゲーム
  • 2019年 『Facebook Horizon』:プラットホーム
boy in virtual reality helmet playing joystick
メタバースとは? 具体例も合わせて徹底解説

◆メタバースの種類

アメリカの未来学分野の非営利研究団体である『ASF (Acceleration Studies Foundation)』は、メタバースを大きく4つに分けて説明しています。

拡張現実(Augmented Reality)

物理的環境に基盤を置いて仮想のイメージや、コンピュータインタフェースをオーバーレイするメタバースです。2016年に発売され、世界中で人気を博したモバイルゲーム『ポケモン GO』がその代表的な例です

ライフロギング(Life logging)

ユーザーの日常情報や経験を仮想の世界に記録・保存・共有する活動を意味します。 FacebookをはじめとするSNSが全てライフロギング・メタバースに該当します。
LINEやTwitter、Facebookなど日常生活に欠かせないSNSもメタバースの一つなのです。

ミラーワールド(Mirror Worlds)

可能な限り現実世界に近づくように再現したり、追加情報を加えて情報的に拡張するメタバースです。
代表的なものは、グーグルアース(Google Earth)のような地図サービスなどが挙げられます。
他にも、PayPayアプリのようなO2Oサービスにおいても、実際にある店舗をデジタルでコピーしたという点でミラーワールドと言えるでしょう。

バーチャルワールド(Virtual Worlds)

現実に存在しない世界を仮想世界に具現化したメタバースです。メタバースと聞いて、多くの人がイメージするのは、このバーチャルワールドではないでしょか。
現在、話題となっているメタバースは、主に、このバーチャルワールドのことを指します。

バーチャルワールドの中では、ユーザー活動はアバターを利用して行うことになり、いつでも誰でも同じバーチャルワールドを共有して動かせるという特徴があります。

主なサービスとして、オンラインゲームやバーチャルSNSなどがあります。
メタバース志向のオンラインゲームは、一度に大勢のユーザーが参加できることもあり、非常に多くのユーザーを獲得していて、今やゲーム業界では主流となっています。

出典 : ASF, Metaverse Roadmap Overview (2007)

メタバースの具体例

◆メタバース事業をあの大企業もスタート

メタバース関連の企業や事業が増えてきています。中でも、大手企業のメタバース参入の流れが多いように思います。FacebookやNIKE、日本のGREEなどの例は国内外問わず、話題となりました。

他にも、メタバース事業に対して、多額の投資をする企業も出てきたりと、ビジネスの面でもメタバーズは大きな盛り上がりを見せているようです。

実際、どんなサービスや事業が展開されているのか、話題となっている3社を具体例に紹介していきます。

○メタバース × Meta(旧Facebook)

2021年10月、「社名を『Facebook』から『Meta』に変更する」と、Facebookからの衝撃の発表がありました。
また、25日に公開された第三四半期決算では、メタバース関連部門の「Facebook Reality Labs」に対して、2021年で約100億ドル(約1兆1400億円)を投資し、今後数年間は投資額を増やすとの見通しも示しています。

この一見には、かなりの反響がありました。
社名は、言わば、会社の看板です。その看板を変えるという相当な決断です。

また、Facebookは、世界最大のユーザー数を誇るSNS『Facebook』をメイン事業としてここまで大きく成長してきた企業ですので、メイン事業自体も変更していくということを考えると、『メタバース』事業への本気度が伺えます。

ただ、Metaがメタバース事業に参画したのは、今回の件からではありません。

始まりは、2015年の『Toybox』というOculusのデモです。
マーク・ザッカーバーグは、『Toybox』の体験に感動し、「フェイスブックが掲げる「人々のつながりを豊かにする」のためにVRやARといった技術が将来欠かせない」と語るようになったそうです。

その後、2018年に『Facebook Horizon』の前身となる『Facebook Spaces』がローンチされました。『Facebook Spaces』は、まさしく「つながり」にフォーカスし、最大4人でVR空間でアバターコミュニケーションができる他、Facebookのタイムラインにある写真や動画を見たり、ちょっとしたミニゲームも遊ぶことができます。

そして、2020年に『Facebook Horizon』のサービスがスタートしました。
現在では、『Facebook Horizon』から『Horizon worlds』という名称に変わり、ネット上に仮想のもう一つの世界を作り、そこで好きなようにリアルな世界と同様に楽しむことができる新しいソーシャルサービスとなっています。

さらに、2021年には、メタバースで会議ができる『Horizon Workrooms』や『Horizon Home』を発表しました。
Horizon Home』は、メタバースで友達と一緒に時間を過ごしたり、動画やゲームを楽しむことが可能で、Slack・Dropbox・Facebook・Instagramなどの2Dアプリもメタバース内で利用することもできます。

Horizon worlds – 2021年10月、社名を『Facebook』から『Meta』に変更。メタバース事業を本格化。

○メタバース × ナイキ

2021年11月に、スポーツブランドのNIKEは、『Roblox』のメタバース内に、米国オレゴン州にあるナイキ本社を模した『NIKELAND』を開設したと発表しました。

この『NIKELAND』では、トランポリンでの鬼ごっこなどのミニゲームが楽しめる他、ショールーム内でNIKEの大人気スニーカー『エアフォース1』や「エアマックス2021」などの製品を試すこともできるそう。

また、CNBCの11月2日(米国時間)付けの報道によると、10月27日と28日にブランドスローガンとロゴ、NIKEのバスケットボールシューズ『エアジョーダン』と『ジャンプマンロゴ』など7つの申請書を米国特許商標庁に提出したとのことです。
こうした動きやデジタル製品のデザイナーを求人募集するなど、NIKEも『メタバース』での”本格展開”に向けて動いています。

eスポーツやスポーツ関連NFTの人気の高まりも相まって、さらに注目を集めそうですね。

2021年11月、NIKEは『Roblox』のメタバース内に『NIKELAND』を開設。

○メタバース × グリー

日本企業も負けていません。

2021年8月に、日本の大手ゲーム会社『グリー株式会社』は、REALITY株式会社を中心として『メタバース事業』に参入することを発表しました。
今後、2~3年で100億円という大規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指しいくそうです。

元々、2007年からモバイルSNSの『GREE』で”アバター”機能を提供していたこともあり、今回の「メタバースへの本格参入」の発表は、これまでのイメージを一新する意味もあるそうです。

また、グリーは3年前から『REALITY』というバーチャルライブ配信サービスを提供してきました。
今回の発表でもある通り、2021年に入ってから海外ユーザー向けの展開を本格化させ、2021年8月時点で、ユーザーの8割が海外ユーザーだそうです。

日本でも『メタバース』への注目度は高まっていますから、さらなる盛り上がりを期待できます。

グリーが提供する『REALITY』:バーチャルライブ配信サービス

◆メタバースのゲームが大流行

やはり、メタバースを語る上で「ゲーム」は欠かせません。
Second Life(2003年)』や『マインクラフト(2011年)』、『フォートナイト(2017年)』など世界的な人気を誇るゲームから『NFT』を活用した最先端ゲームまで語り尽くせないほど多くのゲームがあります。

中でも、大人気ゲームと最先端ゲームを厳選して1つずつご紹介します。

○プレイヤー数3.5億人超のTPS『フォートナイト

メタバースゲームの代表作の一つ『フォートナイト』。
米Epic Gamesが2017年にリリースしてから圧倒的な人気を誇り、全世界のプレイヤー数は3.5億人を超えました。

Epic Gamesと言えば、2021年4月に10億ドル(約1,100億円)の資金調達に成功したことで話題となりました。

そんなEpic Gamesが運営する『フォートナイト』は、TPS(サードパーソン・シューティングゲーム)として世界でもトップクラスの人気を博しています。

また、パソコンでのプレイの他、Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機やAndroid端末でプレイが可能となったことで、現在では、大人だけでなく子どもたちの間でも大流行しています。
eスポーツとしても人気で、高校生の全国大会や親子大会といった大会が開かれています。

さらには、TPSとしてだけではなく、メタバースを上手く活用したコンテンツを展開していることでも注目を集めています。

『フォートナイト 』内の「パーティーロイヤル」では、定期的にコラボイベントやLIVEを行っており、世界的な人気を誇るアーティストのBTSやアリアナ・グランデがコラボイベントを行い、大きな話題を呼びました。

これまでのオンラインゲームとは異なり、ゲームという枠に留まらず、様々なコンテンツをゲーム内に取り入れて、新たな世界観でプレイヤーを楽しませています。

プレイヤー数3.5億人超のTPS『フォートナイト』

○NFTを活用した最先端トレーディングカードゲーム『NFT DUEL

2021年11月に、NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)が、同社が開発するNFTメタバース『XANA(ザナ)』とNFTマーケットプレース『XANALIA(ザナリア)』を統合したメタバース対応型NFTトレーディングカードゲーム『NFT DUEL』を発表しました。

『NFT DUEL』とは、最も人気のあるゲームジャンルの一つであるトレーディングカードゲームに、話題の『NFT』の技術を用いて、カードの所有権をユーザーに付与し、グローバル市場で自由にトレードできる最先端のNFTゲームです。
また、ユーザー自身はアバターとして、NFTで構築されたメタバースで自由に交流しながら、出会うユーザーと対戦することができます。

まさしく、『遊戯王』の世界を体感できちゃうということですね。

ゲームのリリースは2022年初旬を予定しており、年内は数タイトルのNFTプレセールの発売に併せて、ディスコードコミュニティー内の早期オーナーチャンネルを開設していくそうです。

また、『NFT DUEL』は、様々なアニメ・ゲーム・漫画・アーティスト・アスリートなどのIPのNFTをトレーデングカードゲーム化することを特徴としています。
そのため、様々なジャンルの著名IPとのコラボレーションを予定しています。

今後の展開が非常に楽しみなゲームですね。

NFTを活用した最先端トレーディングカードゲーム『NFT DUEL』

メタバースが生活にもたらすインパクトとは?

◆メタバースが日常に

メタバースとは、多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できる、通信ネットワーク上に作成された仮想空間のことです。

つまり、誰でも・いつでも・自由に、メタバースと現実世界を行き来できるということです。
FacebookやInstagram、Twitter、LINEといったSNSを使うのと同じように、日常的にメタバースに入る人がいても不思議ではないです。

また、力のある企業がこぞってメタバース関連の事業に巨額の投資を行っていることからも、これからの世界がどう動いていくのか想像ができます。

遠くない未来で、メタバースが日常に溶け込むことになるかもしれません。

○まるでアニメの世界が現実になる日がくる?

メタバースをテーマとしたアニメ作品は数多くあります。

映画『サマーウォーズ』や『竜とそばかすの姫』は、どちらも細田守監督の作品になりますが、メタバースを舞台にストーリーが展開されていきます。

劇中では、ゲームを楽しむことや世界中の人々と簡単に交流すること以外にも、世界中のデータを管理したり、アーティスト活動することをメタバース内で可能でした。

他にも、アニメ化もされた『PSYCHO-PASS(サイコパス)』という人気漫画では、部屋の模様替えを『拡張現実』の技術を活用していました。

気づきましたか?

前述してきた通り、メタバースでは、アニメのような世界観はメタバースで実現することができます。
どこまで再現できるかは分かりませんが、アニメの世界を現実世界に再現させることは、理論上、不可能ではないということです。

○旅行がメタバースできる?

2021年5月に、ANAホールディングス株式会社が、バーチャル空間での新しい旅体験を提供する新会社として、『ANA NEO株式会社』を設立しました。ANA NEOは“バーチャルトラベルプラットフォーム”である『SKY WHALE』の開発・運営を行い、2022年のサービスローンチを目指しています。

SKY WHALE』は、バーチャル空間での旅行やショッピングなどの消費体験を通じて、地域創生やリアルとバーチャルを融合させたサービス

”新しい旅行体験”が生まれる予感です。

また、『Roblox』のメタバース内に『NIKELAND』がつくられたように、世界中の観光スポットがメタバース内につくられるようになるでしょう。

そうなれば、ディズニーランドやUSJなどもメタバースで行けるようになるかもしれません。

young male interacting with virtual reality headset in apartment
メタバースとは? 具体例も合わせて徹底解説

◆メタバースで不可能を可能に

○1億人総活躍社会の実現

メタバース内での行動は、自身のアバターを使います。
これが1億人総活躍社会の実現に貢献すると考えています。

メタバース内での経済活動やビジネス展開などが可能になることで、限りある現実世界のサービスだけではなく、メタバース内でも雇用が生まれるようになります。

そして、メタバースであれば、現実世界での所在地や年齢、障害の有無などが関係なくなります。
すると、より多くの人にチャンスが生まれ、より多くの人が活躍できる社会になっていきます。

まだまだ可能性の段階ではありますが、1億人総活躍社会の実現のためにも、メタバースの発展は必要です。

○メタバースによる体験価値

メタバースにより、これまで以上に世界の境界線が曖昧になります。
言語や人種、住む場所の違いなどはすでに克服できています。

メタバースを通じて、これまでは関わることができなかった人々と交流したり、現地に行かなければできない体験やサービスを受けることも可能になります。

また、メタバースに政府が公共スペースを作り出すという事例もあり、世界各国の図書館や博物館などを現地に行かなくとも、メタバース内で情報を得たり、体験することも可能になるということです。

メタバースは、物理的な距離を無くし、多くの人に新たな体験をもたらしてくれるでしょう。

まとめ

メタバースとは?

というテーマで『メタバース』を徹底解説してきました。
MetaやNIKEをはじめとする多くの国際的な企業もメタバース事業に参画しています。また、巨額の資金を投じていることからも、この参画が様子見レベルではないことが伺えます。

これまでも、多くの企業が『メタバース事業』にチャレンジしてきましたが、今日のような盛り上がりを見せたことはありませんでした。

メタバースには、多くの可能性があります。
ゲームだけじゃなく、ビジネスや日常生活にも革新的なアイディアをもたらしてくれはずです。

また、話題の『NFT』や『ブロックチェーン』などとも相互性があるため、さらなる発展が期待できます。

『メタバース』が新たなプラットホームとして、日常に溶け込む日もそう遠くはないと思います。

今後も、『メタバース』に注目していきたいですね。

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