日本人の約2割の人は貯金ができない?誰でも貯金できるようになる“3つのコツ”

日本人の約2割の人は貯金ができない?誰でも貯金できるようになる“3つのコツ”

日本は、貯金大国と呼ばれています。理由は、金融資産のうち現預金の占める割合が多い、つまり、銀行に眠っているお金が多いからです。しかし、蓋を開けてみると、約2割の日本人は無貯金で生活しています。貯金大国と呼ばれながらも、貯金をできる人と貯金ができない人がいます。この違いは何なのでしょう。

piggy bank with coins
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なぜ、貯金が必要なの?

資産運用をしようと考えたら、まず『貯金』をしましょう。最近では、「貯金するくらいならS&P500に投資した方が良い」と、血迷った発言をするインフルエンサーもいそうですが、貯金を軽く見てはいけません。

貯金は『生活防衛資金』とも言い、生活費とは別物ですが、現金で銀行などに預けておくことができ、いつどんな時でも使うことができる流動性のあるお金です。そのため、万が一の緊急時には、貯金(生活防衛資金)が助けてくれます。

多くの人が『貯金』の重要性に気づいていませんが、万が一の備えとして貯金があることは、精神的にポジティブな影響を与えてくれます。

貯金で生活を安定させることで、投資などの資産運用にもチャレンジしやすくなります。なので、資産運用をするなら、貯金が始めるべきなのです。

貯金額は年齢につれて増えていく

知るぽると(金融広報中央委員会)

生活と心を安定させてくれる貯金ですが、貯金大国と呼ばれる日本ですら、一定数の人は『無貯金』です。

上の表は、令和元年(2019年)「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」によると、既婚世帯の平均貯蓄額を表しています。2割以上の20代が無貯金という衝撃ですが、年齢を重ねるにつれて、貯金額が増えていっています。ただ、表から分かるように、貯金できない人は、いつまで経っても貯金をすることができません。

原則、投資は余剰資金で行いますが、生活防衛資金がなければ精神的な負担が非常に大きくなります。投資は、大きな利益を得られる可能性がありますが、元本が保証されていないため損をする可能性もあるからです。そのため、今の生活を守ることができるだけの生活防衛資金があれば、もし、投資に失敗しても、生活に影響はありません。

言い換えると、「老後のために投資して資産運用をしよう」と、考えていても、資金がない状態で投資を始めることはリスクを大きくします。資産運用・投資を始めるためにも、まずは、『貯金(=生活防衛資金)』をつくるところから始めましょう。

貯金できる人が実践する3つのコツ

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では、どうすれば貯金ができるようになるのか?
貯金できる人と貯金できない人の差は、習慣の差です。人は習慣の生き物なので、何気ない日々の生活にお金の考え方・使い方が現れます。つまり、日々のお金の考え方・使い方次第で貯金できるようになるのです。

特におすすめな、“誰でも貯金できるようになるコツ”を3つ紹介します。
先取り貯蓄
出費をトータルで考え
③生活の満足度を下げない節約術

前述した通り、人は習慣の生き物なので、一度染み付いてしまった習慣を変えることは難しいです。でも、逆に言えば、一度染み付いてしまえば、その先もずっと無理なく続けることができるようになります。

◆先取り貯蓄

貯金できる人は「先に貯蓄して、残ったお金で生活する」人です。貯金できない人は、反対に「先にお金を使って、余ったら貯蓄する」という傾向があります。自分がどちらの傾向なのか思い返してみてください。

収入を全部使いこんでしまっていると、いつまで経っても、貯蓄が増えることはありません。勤務先に制度があれば財形貯蓄などの制度がある会社もあります。他にも、金融機関で自動積立を始めたり、お給料が入ったら一部を別の口座に移すなど、方法はたくさんありますので、活用するのも良いですね。

ちなみに、先取り貯蓄を実践するだけで、貯金はすぐできるようになります。

出費をトータルで考え

出費をトータルで考える。言葉だけでは難しいかもしれません。解説していきましょう。

繰り返しになりますが、人は習慣の生き物です。実は、気付かないうちに小さな出費が積み重なっているということもよくあります。これがけっこうシャレになりません。毎日、毎月の出費が、積もり積もって数十万円~数百万円になっていることも多いです。

例えば、毎月のようにブランド品を買っていると、年間で数十万円~数百万円の出費になります。下手したら4桁に乗るかもしれません…。資産価値のないブランド品を買うくらいなら、エステやジムに行ったり、良質なケア商品を買うなど、自分自身を磨くことにお金をかけた方がメリットは多いです。

また、資格やスキルの勉強は一時的にお金がかかったとしても、長い目でみると、自分の成長につながり、収入アップもできますので、おすすめです。特に、投資を始めとするお金に知識は、勉強をしておくと支出を減らせますし、収入減を2つ、3つと増やすことも可能です。

つまり、1回1回の支払金額ではなく、1カ月単位、1年単位、10年単位など、長い目で見て「その出費に“価値”があるのか?」と考えてみることがポイントです。無駄な出費を防ぎ、収入アップにも繋がって、トータル的に資産も増えていきます。

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生活の満足度を下げない貯金術

貯金が上手な人とは、長く貯金を続けられる人です。多くの人は、一時的に貯金をすることはできても、継続できずに使い込んでしまったり、目標金額に到達する前に折れてしまいます。

どうすれば、目標金額まで折れずに貯金を続けられるのか?

それは、生活の満足度を下げない方法で貯金をしているからです。言い換えると、我慢しないということです。貯金と聞くと、遊びや趣味を我慢したり、食費や光熱費など切り詰めて節約しなきゃいけないと考える人が多いようです。でも、このように我慢している状態は、長続きしません。人はストレスに弱いですからね。

大事なポイントは『満足度を下げない』ことです。日々の生活の満足度は、仕事の充実感や趣味を楽しんだり、家族や友人と過ごす時間によって得ることができます。こうした日々の満足度を上げてくれる事柄には、時間もお金も使っていきましょう。そうすると、ストレスの少ない日々を過ごすことができるので、仕事へのモチベーションが上がったり、健康でいれるなどのメリットも多いです。

つまり、“価値”で節約するものを選ぶということです。

例えば、格安スマホを選び基本料金を減らしたり、電気会社を変えて電気代を下げるといったことです。賃貸なら、家賃交渉をして家賃が下げるのも良いですね。安い家賃にするために、ボロアパートに住みましょうという話ではありません。今の環境を保ちつつ、金額を下げることができれば、満足度を下げない節約になりますよね?こうした工夫が貯金していくためには必要です。

まとめ

資産運用と聞くと、投資を連想する人が多いですが、貯金も生活の基盤を支えたり、投資にチャレンジしやすい環境を作るといったことに繋がる立派な資産運用の一つです。資産運用を考えている人は、まず貯金から始めてみましょう。

貯金も決して難しいことではありません。ちょっとした工夫や考え方で、自然と貯金できるようになります。ただ、人は習慣の生き物ですので、継続することが大切です。まずは、実践してみて、それから継続していく。そして、ちょっとずつ余裕ができてきて、投資や副業などリスクを取ってアクションを起こしていけば良いのです。焦らず、着実に資産運用をしていきましょう!

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